アキレス腱断裂とは?

身体のお悩みはご相談ください

私たちは、運動前にふくらはぎの筋肉を伸ばすストレッチを行ないます。

このふくらはぎの筋肉が踵にくっつく時にアキレス腱となります。

ジャンプや踏み込みの際、急に強い負荷がこのアキレス腱にかかると断裂しやすいのです。

切れた瞬間に「後ろから誰かに蹴られた」や「バチッと音が鳴った」などと感じることがあります。

あるいは、痛みを感じずに歩けなくなることがあります。

特徴としては、アキレス腱に凹みが生じたり、ふくらはぎを圧迫しても足が動かなかったりします。

アキレス腱断裂の一般的な治療

上記のような症状でケガをした場合まず整形外科への受診をオススメします。

そこでアキレス腱の重症度を確認し、ギプス固定をします。

完全断裂の場合は歩けなくなってしまうため、手術することがあります。

その後、ギプス固定や手術により関節や筋肉が硬くなってしまうため、リハビリが必要です。

しっかりリハビリを行うことで、普段の生活やスポーツ復帰が可能になります。

しかし、このリハビリが適切に行なわれていないことが多いです。

そのような場合、当院において、リハビリ整体を行うことができます。

アキレス腱断裂後のリハビリ

いくつかのポイントがあります。

①ギプス後は関節の動きが硬くなる!

ギプス後や手術後に硬くなった関節を動かしていきます。 

足首周りには小さい骨がたくさんあります。

それぞれの関節が、ひとつひとつ動くことにより足首の動きが正常に動きます。

それらに対して動きが悪くなっている部分がないかチェックしながら整体していきます。

②足全体の筋力が落ちる!

ギプス固定により、足をつかなかった期間が長い程、筋力が落ちてしまいます。

主に足首の筋力と指の筋力を鍛えていきます。

さらに、下半身全体の筋力が落ちるため、膝周囲や股関節周囲の筋力も鍛える必要があります。

③足の感覚が鈍る!

筋肉や腱・靭帯にはそれぞれ感覚があります。

筋肉や腱を伸ばしたときの張りや目で確認しなくても脚の位置がわかるなどがそれです。

この感覚が鈍ると、バランスの低下、再発のリスク、ケガのリスクが上がり、危険です。

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